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資格でキャリアアップ!
これでバッチリ!評価される3つの応用資格 
          
     ⇒ これなら高評価間違いなし!
   ・FP技能士2級          (34.1%)

   ・日商簿記検定2級        (29.6%)

   ・宅地建物取引主任者=宅建 (16.2%)

          ※カッコ内はH21年3月現在の直近の検定合格率
ここまで取れば,就職活動で,また,入社してから高評価!!
 「絶対役立つ!3つの基礎資格」でお話しましたが,

  ・秘書検定3級
  ・FP技能士3級
  ・日商簿記3級
  
は社会人として生きていくための土台となる基礎資格だと考えます.

ただし,これらの基礎3資格を取得していても,就職活動で履歴書に書けたり,評価されたりするかというと,あまり期待できません.評価されるのは,2級以上だと言われています.

日商簿記3級は持っていて当たり前,FP技能士3級は少し評価といった具合です.

そこで,就職活動で評価を得るには,3級を取得した後,更なるステップアップで,

  ・日商簿記2級
  ・FP技能士2級
  ・宅建

の取得をめざすのです.

これらはどちらも社会的に大いに評価される資格です.特に,日商簿記2級は,企業の事務職(経理・会計係),会計事務所への就職に大変有利です.朝日新聞の求人欄に会計事務所の求人広告がしばしば出ていますが,概ね日商簿記2級の取得者を条件としているところが多いのです.

小さなホテルの経理担当事務職員だった私の友人Mさんが,転職して,
超大手優良企業のS友不動産に途中入社できたのも日商簿記検定2級の取得が評価されたということです.

これらの資格はハッキリ言って取得が難しいです.合格率を見てもお分かりだと思います.1ヶ月や2ヶ月で勉強することはまず難しいと思います.もちろん大変優秀な人で「そんな資格,1週間あれば勉強できるよ」と言う人もいるかもしれません.このような優秀な人はこのHPの読者の対象外なので,別として,このHP を見てもらっている読者は普通の大学生,短大生,専門学校生,普通のサラリーマン・OLと思いますので,大学の授業時間やアルバイト・仕事の合間に勉強して資格を取得しようとしていることも考慮して,1資格につき,半年から1年じっくり時間をかけて取り組む必要があるでしょう.私もそうしました.


私は日商簿記2級は1回落ちて,宅建も数度落ちましたよ.(宅建は合格率が10%台の難しい資格なので絶対1年は必要です.私は1回逃げて,1回落ちて5年でようやく通りました).


このように書くと,難しいのでヤル気をなくす人もいるかもしれませんが,難しいといっても,司法試験・司法書士・公認会計士・税理士などのように合格率数%で受けても受けてもいつ通るか分からない試験ではありません.きっちりやるべきことをやっていけば,誰でも合格できる資格なのです.


FP技能士2級,日商簿記2級,宅建の3つの評価される資格を取得していると,資格としての評価はもちろん,これらの3資格が互いに相関しあって(内容が重複するところがあるので),知識の幅が広がるのです.そして,何に対しても自信を持って考えることができるようになると思います.1+1+1=3 ではないのです.
1+1+1=10
ぐらいなのです.

このことは基礎3資格についても言えます.私もこれらの資格を取得して,ずいぶん広く物事をとらえる考え方と自信が身につきました.

実は,
私が資格取得を勧める一番の理由がここにあるのです.
『資格を取ることで,ものの見方が広がる・自分に自信が持てる』

それでは,各資格について説明していきましょう.

@日商簿記検定2級
3級と大きく異なるところは,3級は「商業簿記」のみの範囲でしたが,2級では,「商業簿記+工業簿記」が範囲になります.商業簿記の内容もぐっと難しくなります.

    3級の必要勉強量が「1」とする2級は「10」の勉強が必要でしょう.


ただ,確かに難しいのですが,商業簿記の分野は3級の内容と重複しており,2級の方が細かい内容を含んでいます.したがって,3級を勉強したいきおいで,そのまま2級の商業簿記を勉強すると,負担が少ないのです.

工業簿記は,商業簿記とは全く異なる内容なので,学習は大変だと思います.私がそうでした〜


このように,取得するのに努力を要する日商簿記検定2級は,その努力の分は十分に評価されます.
たとえば,新聞の求人欄を見ていると,会計事務所の採用基準に日商簿記検定2級となっていることが多いのです.私の友人の話では,他の会社でも2級は相当評価が高いということです.

ここで,私のおススメする参考書をあげておきます.
  ・日商簿記2級商簿最短集中ゼミ(川辺洋二+浜田勝義著・かんき出版)
  ・日商簿記2級商簿精選問題集(川辺洋二+浜田勝義著・かんき出版)
  ・日商簿記2級工簿最短集中ゼミ(川辺洋二+浜田勝義著・かんき出版)
  ・日商簿記2級工簿精選問題集(川辺洋二+浜田勝義著・かんき出版)
  ・日商簿記検定模擬試験問題集2級商業簿記・工業簿記(一橋出版)


AFP技能士2級
FP技能士2級は金融機関で働く人には標準的な資格であると言われています.3級ではちょっとお客さんに対して恥ずかしいですよね.

簿記のような2級と3級の間のような大きなレベル差はなく,3級とは内容も重複していて比較的取りやすいと思います.

ここで,私のおススメする参考書をあげておきます.
  ・ユーキャンFP技能士2級・AFP速習レッスン(ユーキャン)
  ・ユーキャンFP技能士2級・AFP過去&予想問題集(ユーキャン)


B宅地建物取引主任者(宅建)
宅建は不動産取引をおこなうための国家資格です.不動産業界,ハウスメーカーや銀行への就職を考えている人は是非とも取得しておいて下さい.不動産業界やハウスメーカーは当然ですが,なぜ銀行か? と思われる人もいるかもしれませんね.

銀行の主な業務の1つに住宅ローンがあります.住宅ローンの顧客獲得やローンの審査のときに,不動産の知識(=宅建の知識)が必要となるのです.また,その他,事業融資においても不動産を担保とした融資がおこなわれることも多く,このときも不動産の知識が必要となります.このように銀行と不動産は切っても切れない関係にあるのです.

私の教えた学生の1人が大手有名信託銀行の内定をもらい,入社条件として,入社までに『宅建』資格を取得することと言われたといって,あわてて私に勉強方法の相談に来たことがあります.その他,ハウスメーカー内定者も同様でした.

これらの業界への就職を希望しない人であっても,自分自身の人生を通して,自宅を購入したり,売却したり,賃借したりすることはほとんどの人が経験するでしょう.特に,

   
自宅の新築や購入,売却は何千万円もの大金が動く取引


です.不動産の知識を持っているのと持っていないのとでは大きな違いが生じてくるのです.私も自宅の購入と売却をしましたが,そのときに身にしみて

            宅建とってて良かったな〜
と感じました.


何度も言いますが,自宅の購入・売却というのは非常に大きなお金が動きます.ここで,失敗してしまうと後々の人生に大きなマイナスになる可能性が高いのです.世の中には,多くの人が不動産の知識がないために,自宅を割高に購入して,高額なローンを払い続けているにもかかわらず,本人は知識がないためにそのことに気がつかず,必死で働き続けているのではないでしょうか?

不動産の取引の失敗とは,だまされたり,お金を取られたりのような犯罪に巻き込まれることだけではないのです.むしろ,上記のような,適正価格よりも割高で購入している失敗をしてしまう人がとても多いのです.

例えば,適正価格が3000万円の一戸建の住宅を4000万円で購入してしまったAさんと,業者とうまく交渉して,2500万円で購入できたBさんを比べてみましょう.

図のように,
             4000−2500=1500万円
もの差が生じています.Aさんはこの1500万円の差を一生かかって挽回していかなければならないのです.

だからこそ,宅建の知識は必要なのです.

 ここでおススメ参考書をあげておきます.
   ・「一発合格らくらく宅建塾」(佐藤孝著・週間住宅新聞社)
   ・「出る順宅建ウォーク問過去問題集1」(LEC)
   ・「出る順宅建ウォーク問過去問題集2」(LEC)
   ・「出る順宅建ウォーク問過去問題集3」(LEC)
   ・「ズバ予想宅建塾」(佐藤孝著・週間住宅新聞社)



注意点
3級は評価されず,2級が評価されると聞いて,3級をとばして,2級から受験しようとする人がいます.
これは絶対ダメ.理由は2つ

・3級の知識があって,はじめて2級の受験勉強ができること


・もし,2級を失敗したら「資格なし」.3級から受験していると2級を失敗しても「3級は持っている」ということになるのです.


私はいきなり2級はバクチだと思います.参考書も3級の知識をもとにして書かれていることが多く,3級の知識がなく受験勉強をしたら,「難しい」,「わからない」ということであきらめるケースも多くなると思います.

また,2級に失敗しても3級があれば,就職で少しはアピールできるし,自分自身の満足・達成感もあります.3級がないと,「資格なし」「自分は何をやってきたのだろう」と脱力感しか残らないのでは?
だから,私も3級からやっているのです.
資格取得のコツ
・絶対3級からはじめよう!

・分かりやすい

 入門参考書をみつけよう!


・関連のある資格を取得しよう!


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